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今夜は無礼講?20代若手ビジネスパーソン向け忘年会攻略術

忘年会シーズンが近づいてきました。友だち同士など仲間内のプライベートな飲み会は楽しいものですが、仕事関係の忘年会となると話は別。先輩や上司に「今夜は無礼講だから」と言われても、素直に従ってはいけません。実は、この忘年会での態度やマナー、気配りこそがビジネス面での評価を上げる秘訣になるのです。今回は、20代若手ビジネスパーソンが忘年会前にマスターしておくべき、忘年会攻略術をご紹介します。

入店~乾杯までのマナー

・入店は一番最後に

会社から忘年会会場であるお店に向かうときから、実は守るべきマナーがあります。退社後、みんなで揃ってお店へ向かう際には、上司の後ろを歩いて付いていくような形をとり、店に入店するのも若手が1番最後にします。一方、忘年会が休日に開催される場合や店の前に現地集合という場合には、開始時刻よりも前に店に到着するようにしましょう。ただし、このとき先に店に入って待つのではなく、店の前で待っているようにしてください。

・上司の上着や荷物をまとめて

大人数での忘年会の場合、意外と困ってしまうのが荷物や上着などの置き場所。コートやジャケットなどの上着類はハンガーがあれば、「上着をお預かりします」と一言添えて、上司のものから先に預かってきちんとかけておきましょう。また、座敷席などで席が狭い場合には、荷物をひとまとめにしておくのも1つの方法です。とはいえ、貴重品なども入っている荷物を勝手に移動させてしまってはいけません。状況を見ながら、「あちらに置いておきますか?」などと一言添えて、荷物の位置についてお伺いしましょう。

・「上座」と「下座」をマスターしよう

入店が済み、席に案内されたときに必ず気にしておきたいのが「上座」と「下座」の位置関係です。忘年会などでの飲み会のときには、個室を予約することが多いですよね。広い個室でズラーッと席が並んでいると、一瞬どこに座ったらいいのかと悩んでしまいますが、実は覚え方はとても簡単。基本的には、入り口から一番遠い席(奥の席)が「上座」といわれ、一番偉い人が座る場所とされています。反対に、入り口から一番近い席が「下座」といわれるところで、一番若手である人間が座る場所です。人通りが多く、料理や飲み物の受け渡しがしやすい場所が下座だと覚えましょう。席に通されて空いている場所から奥に詰めて座るのではなく、まずは上司を奥に通してから着席するようにするとスムーズです。

乾杯~お酌までのマナー

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・乾杯は上司のグラスよりも下で

忘年会スタートの合図でもある乾杯。上司と乾杯をするときには、必ずグラスを両手で持ちましょう。利き手でグラスを持ち、もう片方の手をグラスに添えると上品に見えます。また、グラスを交わすときには上司のグラスよりも少し低い位置で乾杯をするのがマナーです。難しい場合には、グラスを傾けるようにすると自然と低い位置で乾杯することができます。

・ビール瓶の正しいお酌方法

上司のグラスにビールを注ぐときには、右手でビール瓶の底を持ち、注ぎ口を左手で支えます。このとき、ビール瓶のラベルが上になるように注意しましょう。そして、ビールの泡が立つようにはじめは勢いをつけて注ぎ、徐々にゆっくりとスピードを落としていきます。

・さりげなく次の飲み物を聞いて

宴会中の飲み物の注文は部下の役目。常に上司のお酒の進み具合をチェックしておくことが大切です。お酒がグラスの3分の1くらいになったときに、さり気なく次のお酒は何にするかを伺って、常に上司の飲み物が途切れないように注意しておきましょう。

・自分がお酌されるときはどうすればいい?

上司にお酒を勧められた場合には、グラスに残ったお酒を飲みほしてから注いでもらうのが一般的なマナーとされています。このとき、右手でグラスを持って左手はグラスの底を持つようにしましょう。しかし、お酒に弱かったり体調の具合でどうしてもお酒が飲めないという場合には、正直に打ち明けてOK。明るく丁寧な態度でお断りしましょう。

ここが腕の見せ所!飲み会中に気をつけることとは

・料理の取り分けは率先して

大人数で参加する忘年会での料理は大皿で提供されることが多いもの。誰かが手を付ける前に率先して料理を取り分け、デキる後輩をアピールしましょう。まずは、一番目上の上司から料理を取り分けます。食べられないものはないかを伺ってから、バランスよく取り分けていきましょう。彩りや見た目の美しさにもこだわって、料理がおいしく見えるように気を付けてくださいね。また、取り分けの際にお皿に乗り切らなかった料理が大皿のままでテーブル上に残っている場合には、小さなお皿に移してまとめておくと、テーブルの上をスッキリさせることができます。

・お箸や取り皿、おしぼりのアイテムにも目を光らせよ

飲み会も中盤に差し掛かってほろ酔い気分になってくると、つい手が滑って箸を床に落としたり、取り皿がなくなってしまうこともあります。このようなトラブルが起こったときや遅れてくる人にも対応できるように、前もって少し多めに箸やお皿を用意してもらうと安心です。サッと新しい箸やお皿に交換をして気が利くことをアピールしましょう。また、おしぼりが汚れていたら新しいものに交換するなどの気遣いも忘れずに。

・飲み過ぎ厳禁!仕事ということを忘れずに

忘年会の開始前によく聞かれるフレーズに「今夜は無礼講で」というものがありますが、これを鵜呑みにして、飲み過ぎたりはしゃぎすぎたりしてしまうのはNG。楽しい時間を過ごしながらも、お酒のペースには気をつけて酔い過ぎてしまわないよう注意しましょう。

飲み会での態度が仕事への評価に繋がる!?

・飲み会中の行動で上司は何を感じ取る?

いくら気を引き締めて臨んでいても、お酒が入れば多少の気の緩みが出てしまうこともあるでしょう。しかし、飲み会という普段とは異なる場での態度が、仕事への評価につながることもあります。気が大きくなって仕事の愚痴を言う、がさつな素振りをしてしまうなどは厳禁。普段あまり関わりのない上司こそ、飲み会という場を使って部下の態度や人間性を見ています。常に笑顔をキープして周囲への気配りを忘れず、低姿勢な態度を心掛けましょう。

・聞き役が良い?話役が良い?飲み会中の会話のコツとは

忘年会は、普段あまり接することのない人との親睦を深める場でもあります。お酒が入っていることで、いつもは話題に上がらないようなプライベートな話をすることもあるでしょう。相手が気持ち良く話しているときには話の腰を折らないように気をつけて、相槌を打ちながら聞くことを心掛けてください。一方、自分の周りの席の人たちがあまり話をしていないときには、明るい時事ネタなどをして、会話を展開していきましょう。

ビジネスパーソンにとって年末の恒例行事ともいえる忘年会。「お酒が飲めないから忘年会に行きたくない」「いつもつい酔いすぎてしまう……」人それぞれ飲み会への思いは異なりますが、職場での人間関係や付き合いを円滑にするためにも忘年会はチャンスの場ともいえるのです。正しい飲み会マナーをマスターすれば、接待などのビジネスシーンでも役立ちます。飲み会マナーはビジネスマナーの一環として自分の中に叩き込んで、忘年会や新年会に備えておきましょう。


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著者情報

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井上 麻衣
大学を卒業後、Web制作会社に就職。コピーライターとして2年間勤務した後、現在の会社でコラムライターを始める。生活、就職、留学、ブライダルを主に担当している。