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1食300円で「ひとり鍋」を作れるか?3日連続飽きずに食べられるかやってみた!

年末年始は何かと物入り。クリスマスや帰省、果ては甥っ子・姪っ子へのお年玉――。お財布がピンチ!という方も少なくないのではないでしょうか。そんなときは、手軽でリーズナブルな「ひとり鍋」がオススメです。筆者自身も、年明け早々“金欠状態”に……。1月2日からの3日間、夕食を1食あたり300円で何とかしのぐべく、3日連続「ひとり鍋」にチャレンジしてみました!果たして、「飽きずに・楽しく」食べられるのか?!

鍋ものに「使いまわせる食材」を吟味する

早速、近所のスーパーへ買出しに。1食分ずつ買っていると安く抑えるのが難しいので、1度の買い出しで3食分を買います。とはいえ3回とも同じ鍋では飽きてしまうよな……。飽きずに鍋ものを楽しむには、食材の吟味が必須。リーズナブルかつ、どんな味付けにも対応できる“最大公約数的”な食材って何だろう?

やっぱり、定番の、

・白菜
・もやし
・豆腐
・油あげ
・ねぎ
・きのこ類
・鶏肉ないしは豚肉

あたりかな。調味料は自宅にあるものを使うとして、それ以外の3食分の食材を、900円以内に収めるぞ。

野菜売り場で値札を吟味した結果、予算がありそうなので、「とろけるチーズ」も購入。どう使うかはお楽しみです!

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大型スーパーで、もやし2袋・ほうれん草・白菜・人参・しめじ・油あげ・鶏肉・とろけるチーズを739円で購入。

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900円以内でこれだけ買えました!ほうれん草は、行く前にチェックした商店街の小さな八百屋さんで、100円でGet(これは画像なし)!合計839円なり。

購入した食材を切り分け、保存容器に

買い物が終わったところで、下準備をしておこう。食材を鍋サイズに切り分け、保存容器にストック。「3食違う味で食べたいなー。どんな味にどんな食材が合うかなー」と考えながら取り分けます。この分類をしておくと、忙しい夜でも帰宅後、すぐに調理に取り掛かれます。安くておいしいだけでなく、手軽に作れることも鍋の醍醐味。ちょっとめんどうかもしれませんが、このひと手間が賢いひとり鍋のコツ!

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まずは1日目、スタンダードな「水炊き風鍋」

初日は、鍋物のスタンダードともいえる水炊き風にしてみます。同じ食材で3食違う味を楽しみたいので、スタートのこの日はあっさり味からチャレンジ。できるだけ洗い物も減らしたいので、お鍋から直接食べられるようしっかり目に味付けします。冷蔵庫に残っていたチキンコンソメで“鶏の風味”をプラス。チキンコンソメがあってよかったー(コンソメがなければ、多目のダシのモトでも大丈夫、たぶん)。

基本的な食材を鍋に入れた後、上からもやしを「これでもか!」とたっぷり投入。

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ぐつぐつと煮ます。コンソメの香り、いいなぁ。何にでも使える調味料だから、これはキッチンに常備しておこう!とココロに決めました。

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ちょっと煮込み過ぎたかな。いや、でもこれ位が胃腸にも優しいはず。忘年会続きで暴飲暴食もしたし、さっぱりとした味付けの水炊き風万歳!これはお財布だけでなく、カラダにもやさしいのよ~と自分にいい聞かせながら、さっぱりと平らげました。鍋ひとつで完了する水炊き風鍋、グッジョブ!

次いで2日目、「味噌煮込み風」

2日目は、具材はほとんど水炊き風と同じなのに、ぐっと味わい深い「味噌煮込み風」に挑戦。たまたま冷凍庫に、実家から送ってもらったお餅が残っていたので入れちゃおうっと。

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今回はあえて多めに作り、出汁を残しておく方策をとります。ちなみに、私は冷蔵庫に残っている白味噌で味付けしましたが、赤味噌でも大丈夫ですよ。

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本当なら鍋の底が見えるまで食べつくしたいところだけど、ここはちょっと我慢。なぜかって、それは明日のお鍋に使いたいから。味噌のうまみに後ろ髪を引かれながらも、明日の自分の“お楽しみ”のために、これにて中断。ちょっと寂しいわぁ……。お餅がいい具合に溶けたとろみも最高なのに。あぁ。

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さて、明日はどんなモノに変身するのか……、乞うご期待。

3日目、鍋ものはここまで“進化”――「ドリア風」

じゃーん、昨日の残り、「味噌煮込み風」の出汁が再登場。これに少量の野菜とご飯を混ぜ雑炊に仕立てます。残った出汁が少ない場合は、追加で水とダシのモト、味噌を追加してもOKです。

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それを耐熱皿に入れ、

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上にとろけるチーズをのせて、

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オーブントースターで焦げ目がつくまで焼きます。

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味噌煮込み風の鍋から、アツアツのドリアに変身。さっそくいただきま~す。あちっ!勢いよく食べたらやけどしそうに……。程よい出汁と味噌味がチーズにマッチして、なんとも言えないまろやかな味に。味噌とチーズは、同じ発酵食品の部類なので、味がよくなじむんだそうです。なるほど、意外な味でもなんでもなく、本当においしい。

いや、むしろこれを作るために、味噌煮込み風のひとり鍋をしたいくらい。時間もあって、しっかり食べたい日には、わざわざ味噌煮込み風からドリア風を作ってしまうかも。いや、ご飯で雑炊でなくて、お正月にあまったお餅をやわらかくしてその上にチーズでもおいしいかも。

味の変化さえつければ、同じ食材でも楽しい!

今回のチャレンジで、ほぼ同じ食材でも、味付け次第でバリエーションが広がることを確認。面白い実験でした!結論としては、1食300円のひとり鍋を、3日連続飽きずに食べることは可能です。

味噌味を2日目に持ってくることで、後にドリア風に変身させることができました。水炊き風をドリア風に、ではパンチが少々物足りないかも。2日目に味噌味を持ってくることで実現できた味です。「計画性」を持たせることで、ひとり鍋もプチ・リッチな夕食になるのですね!

それでも野菜は残りました

購入してきた「3食分」の野菜ですが、実はまだこれだけ残っています。

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油あげや肉類、ウインナーなどがあれば、もう2食位はいけそうな勢い。ひとり鍋の実力は底知れぬものがあります。

さすがにカットした野菜を長期間保存することはできないので、保存容器に入れて冷凍庫でキープすることにします。鍋用なら、食感がしゃきしゃきでなくても大丈夫……。筆者、まだまだひとり鍋が続けられそうです!

まとめ

お財布が寂しいときこそ、「ひとり鍋」。流行り始めた頃はなんとなく寂しい料理のように感じられたものですが、そんなことはありません!ヘルシーかつリーズナブル、手軽で食後の洗い物も少なく済む便利な料理なのです。

筆者も実際に作ってみることで、ひとり鍋の実力を改めて思い知ることとなりました。費用面でも、調理のスピード感でも、これに勝るものはない!と実感。冬場だからこそ楽しめるひとり鍋、見直しました。あなたも、お正月明けや給料前のピンチのときこそ、ひとり鍋を上手に実践してみてください。


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著者情報

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佐々木 小夜子
大学卒業後、世の中の多くの事象に触れたいという願望から、正社員・アルバイトを問わず多くの職種を経験。その頃に得た人間観察力から、独自の“ヒト分類”を得意とする。記者5年の間にインタビュー・資料の読み解きを十八番とした。趣味は土木構造物や建築物の観察。