
ノウハウ
2016.12.19
PowerPointのスライドショーを快適にするショートカットキー15個
PowerPointで資料を作成し、いよいよプレゼンの本番!これまでの成果や頑張りをアピールするためには、よりスマートにプレゼンを行えるよう、スライドショーの操作にまでこだわるのが重要です。今回は、プレゼン中のスライド操作を快適に、そしてスマートに見せるための便利なショートカットキーをご紹介します。
ショートカットキーを使うと何が違う?
プレゼン者がPowerPointを使って説明や発表をするときには、大勢の前に立って話したり、部屋を歩き回りながら説明をすることもあるでしょう。しかし、スライドショーの画面を変えるたびに、いちいちパソコンの前に戻ってマウスを握り、マウスポインターを動かして操作していては、スムーズなプレゼンとはいえません。PowerPointの操作中にどうしても間が空いてしまったり、聞き手を飽きさせてしまうこともあります。
せっかく完璧に資料や原稿を用意したのに、操作のせいでプレゼンが台無しになってはもったいないですよね。よりスマートにプレゼンを行うためには、マウス操作をやめてショートカットキーを使いこなせるようになることが大切です。ショートカットキーでPowerPointを操作できるようになれば、スライドショーをスムーズに動かすことができます。
基本のショートカットキーを5つ覚えよう
・スライドショーを実行 [F5]
・スライドショーの中止 [ESC]
・スライドの切り替え/次に進む [スペース]
・スライドの切り替え/前に戻る [BackSpace]
・指定のスライドを表示 [スライド番号の数字]+[Enter]
まずは、PowerPoint操作の基本ショートカットキーです。スライドショーをスタートさせるときには[F5]を押します。そして、終了するときには[ESC]です。また、スライドを前後させるショートカットキーはいくつかありますが、[スペース]を使って次のページに進み、[BackSpace]を使って前のページへ戻るのが一番簡単です。これはマウスを使って操作するよりもスピードアップにもつながります。
プレゼンしながら使いたいショートカットキー6つ
・スライドショーを一時停止/黒画面にする [B]
・スライドショーを一時停止/白画面にする [W]
・スライドショー中にメディアの再生/一時停止をする [Alt]+[P]
・スライドショー中にメディアの再生停止をする [Alt]+[Q]
・スライドショーのBGMの音量を上げる [Alt]+[↑]
・スライドショーのBGMの音量を下げる [Alt]+[↓]
PowerPointを使用してのプレゼン中は、聞き手の意識はどうしても画面上に向きがちです。しかし、プレゼン中にはあえて資料ではなく発表者の言葉に注目して欲しいこともありますよね。そんなときに使えるのが、[B]や[W]キー。このキーを押すと、画面全体を黒や白に切り替えることができます。ここぞという結論を発表するときや、大切な場面ではぜひ応用として使いたいショートカットキーです。黒や白に変更した画面を元に戻すときは、もう一度同じキーを押せばOKです。
また、作成した資料の中に動画や音声を含んでいるときには、再生と停止や音量などの調整が不可欠ですよね。これももちろんマウスを使わずにショートカットキーだけで操作することができます。プレゼン中の雰囲気や内容によってBGMの音量を変えたり動画の再生を行ったりして、聞き手の注意を引きましょう。
スライドに書き込みをするときのショートカットキー4つ
・マウスポインタをペンにする [Ctrl]+[P]
・マウスポインタのペンを解除 [Ctrl]+[A]
・マウスポインタを消しゴムにする [Ctrl]+[E]
・マウスポインタを矢印に戻す [ESC]
あらかじめ用意しておいた資料内に、あえてプレゼン中に色や文字などをペンで書き込むことで聞き手に分かりやすく伝えることができ、印象を強く残すこともできます。また、説明の言葉と共にスライドに文字や図が加わることで、プレゼンに臨場感や躍動感がプラスされます。しかし、あまりにペン操作に熱心になり書き込みすぎてしまってはNG。色を使いすぎたり手書き文字が多くなったりすると、せっかく作った資料が見にくくなります。ペン機能を使うときには、とくに注目してもらいたい部分にアンダーラインを引いたり、囲いをつけたり、一言プラスする程度に留めましょう。
スライドショーのショートカットキーをスマートに使いこなせば、操作に気をとられることなく発表に専念することができます。事前に練習やリハーサルを重ねて、自信を持って本番に臨みましょう。
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著者情報

- 小嶋 恭一
- 大学を卒業後、現在のWeb制作会社に就職。記事編集を1年担当した後、ライターとして活動を始める。ビジネス、医療、留学、介護などを主に担当。