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PowerPointで最も見やすいフォントや行間って?シンプルかつ見栄えのよい資料作成のコツ

プレゼンや企画書の作成に便利なPowerPoint。しかし、凝れば凝るほど作成に時間がかかってしまうため、社内資料にはパワポ使用を禁止する企業もあるほどです。

できることなら、PowerPointの機能を駆使せずに見やすい資料を作成したいもの。今回は、時間をかけなくてもシンプルかつ見栄えのよい資料を作るためのコツをご紹介します。

凝らなくても文字工夫で見栄えは十分!プレゼン資料の基本を押さえる

資料で使うフォントは、文章の読みやすさを左右します。代表的なフォントとして「ゴシック体」と「明朝体」が挙げられますが、一般的にゴシック体は可視性が高く(瞬時に認識しやすい)、明朝体は可読性が高い(読みやすく、長く読み続けても疲れにくい)といわれています。

したがって、閲覧者にパッと内容を理解してもらうことが重要なプレゼン資料では、ゴシック体が望ましく、なかでも、「MS Pゴシック」はオーソドックスで使いやすいのでおすすめです。

【MS Pゴシック】
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また、Windows Vista以降に搭載された「メイリオ」も可視性の高いフォントのひとつ。字面が広く、少し横に長いのが特徴。横書きでの可読性を重視したフォントなので、プレゼン資料にはピッタリです。

【メイリオ】
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さらに、文章部分を読みやすくするには、行間をある程度広く取ることもポイントです。行間が詰まっていると、行を目で追いにくいため、読みにくいのです。

行間を、行の高さの0.5倍(半分)~1倍(同じ高さ)の間に設定すると読みやすくなります。以下のように行間なしと0.75倍の行間を取ったものを並べると、違いは一目瞭然です。

【行間なし】
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 【行間0.75】
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資料の構成をはっきりさせる「見出し」の効用

シンプルなだけの資料は単調になりがち。メリハリをつけるのに役立つのが「見出し」スライドの挿入です。プレゼン資料の章ごとに見出しスライドを作成し、「見出し」→「コンテンツ」とすれば資料の構成がはっきりし、閲覧者の理解を助けます。

見出しスライドの作成で重要なことは、コンテンツスライドとは異なるデザインにすること。太字を利用したり色を反転させたりすると、インパクトある見出しになります。さらに、見出しスライドにサブタイトルや装飾を施せば、これから説明する内容を印象づけ見る側の記憶に残りやすくすることもできます。

見出しは、次のように、見出しスライド作成、サブタイトル追加、装飾追加とステップを踏んで作成しましょう。比較すると、それぞれの視覚的な効果がわかりやすいですね。

ステップ1:見出しスライドを作る

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ステップ2:サブタイトルをつける

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ステップ3:装飾を施す

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「色」で印象はグッと変わる!効果的な色の使い方

PowerPoint資料の見栄えは、色の使い方でグッと向上します。まずは、資料全体を通じて使う「テーマカラー」を決めることからはじめましょう。色が多くなると扱いが難しくなりますので、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色使いを基本とします。それぞれの定義と役割は次のとおりです。

ベースカラー:資料の背景に使う色。通常は白であることが多い。

メインカラー:目次や主張したいことなど、資料の要所で使う色。コーポレートカラーや商品のイメージカラーを使うとよい。

アクセントカラー:特に注目してほしいことや強調したいことに使う色。赤系の色やメインカラーの補色にするとよい。

ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーは70:25:5の割合で使うと効果的。また、色を選択する際には、きつい印象となる原色をなるべく避けるのもポイントです。

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機能に振り回されず、「伝えたいこと」が際立つベストな選択を

プレゼン資料の目的は、閲覧者に「伝えたいこと」を、そのねらいどおりに受け取ってもらうことにあります。その目的を果たすための手段として、見やすいフォントや行間で資料を整え、見出しや色も効果的に使いましょう。ポイントを押さえ、無駄に時間をかけずともスッキリと見栄えのする資料作りを目指したいですね。


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著者情報

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板橋 恵子
約8年間のビジネス経験を経て2013年よりフリーライター。WebマーケティングやEコマース、人材関連などビジネス系の記事を中心に執筆している。自身が面白いと感じたことをわかりやすく伝えたい、と執筆に取り組む。