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【仕事に活かせる豆知識】ホワイトザンギってなんだ!?「釧路ザンギ」の魅力に迫る

「いつも仏頂面で、ろくに話も聞いてくれない取引先の部長と、できるだけ距離を縮めたい…」、そんな思いを抱いていませんか?実は、どんな人でも比較的反応を示してくれる話題があります。それが「ご当地グルメ」です。

愛想のない人でも、相手の地元のご当地グルメネタを振れば、比較的反応を示してくれることが多いもの。ご当地グルメで空気を温めて商談に入れば、いつも以上に話をしやすくなるはずです。

そこで今回は、北海道出身者が思わず耳をそばだてるご当地グルメ、「釧路ザンギ」についてご紹介します。謎の「ホワイトザンギ」を製造・販売する、釧路のザンギメーカー「くしろザンギ本舗」の高橋さんにお話を伺い、ザンギの秘密や地元民しか知らない話を大公開。営業トークや会議のアイスブレイクのネタとして、ぜひ使ってみてください。

そもそも「ザンギ」とは何なのか

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1.ザンギは釧路特有のものじゃない!

ザンギとは、いわゆる唐揚げのことを指します。釧路特有のものと思っている人も多いようですが、実は「ザンギ」とは、各地域特有の鶏の唐揚げ(または魚介類の唐揚げ)のことを指した言葉。そのため、「ザンギ」と呼ばれるものは全国に存在しています。

ただ、その発祥は釧路(または函館)にあると言われています。四国の今治地方のご当地グルメ「せんざんぎ」も、広く見ればザンギから派生したものと考えられるとのこと。

※せんざんぎ:様々な部位を使った、今治地域周辺の鶏のから揚げのこと

そう考えると、釧路のザンギは全国のご当地唐揚げの先駆けと言えるかもしれませんね。

2.なぜ「ザンギ」と呼ばれているの?

「ザンギ」という言葉の由来には諸説ありますが、一説には中国語の「唐揚げ(ザージー:炸鸡 Zhá jī)という言葉に、「ん」がついて「ザンギ」になったと言われています。これは地元でも知らない人が多いので、営業トークに使えるのではないでしょうか。

釧路ザンギのルーツは漁師にあり?

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そんな釧路ザンギのルーツは、実は漁師町という土地柄にあったことをご存知ですか?

釧路は北海道の中でも有数の漁港場です。そんな釧路で働く漁師にとって、食事は忙しい時間の合間にさっと摂るものでした。そのため、短い時間でさっと食べられるものが好まれたそうです。

釧路ザンギも、そんな漁師の忙しさに合わせて進化を遂げたご当地グルメの一つ。多くの唐揚げは二度揚げされますが、釧路ザンギは時間がかからないよう一度揚げで調理されます。

また、他の地域の唐揚げよりも、少し小さめに作られていることもポイント。小さいので火が通りやすく、揚げ時間がかからないこと、そして一回で口に放り込めることから、この大きさになったのだそうです。

まさに漁師町・釧路だからこその進化を遂げた、ご当地グルメだといえますね。

北海道出身者でも意外と知らない「ホワイトザンギ」の話

そんな釧路ザンギの中でも、異彩を放っているのが「ホワイトザンギ」なる食べ物。「ホワイト」と「唐揚げ」の関連性が全く思いつきませんが、一体何が「ホワイト」なのでしょうか?釧路市に拠点を置くザンギメーカー「くしろザンギ本舗」食品事業部の高橋課長にお話を伺いました。

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Q「ずばり『ホワイトザンギ』とは、何がホワイトなのですか?」

高橋課長(以下敬称略)「ホワイトの由来はザンギの揚がり具合にあります。ホワイトザンギは生姜と塩をベースにしていることから、揚げたあとの色が従来のものより白っぽくなります。そこから北海道をイメージさせる“雪”を結びつけ、『ホワイトザンギ』と命名しました」

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Q「なるほど、揚げたあとの色味が『ホワイト』なのですね。それにしても、生姜と塩がベースとは、なんだかザンギなのにあっさりしていそうですね」

高橋「実はホワイトザンギは、脂っこいものが嫌いな人や、カロリーを気にする女性・老人にも美味しく食べていただけるよう、他にも工夫を凝らしています」

Q「というと?」

高橋「まず、ホワイトザンギはにんにくを使っていません。また、使用しているのは北海道産のむね肉だけ。そのためヘルシーで柔らかに仕上がっています。塩分も控えめなので、健康に気を使っている人にも安心して食べていただけますよ」

Q「唐揚げなのにヘルシーなのはうれしいですね。ところでパッケージには『特製ソースつき』とあるのですが、ソースを付けて食べるのですか?」

高橋「釧路ザンギはソースを付けて食べるのが本場の食べ方です。ツウの中にはソースに加え、胡椒を振って食べる方もいらっしゃいますね」

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聞けば聞くほど、釧路ザンギの奥は深そうです。ホワイトザンギは通販で購入できるとのことで、さっそく筆者も購入し、実際に家で作ってみました。

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確かに揚がりはホワイト!なんだか雪をかぶったようですね。

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ソースを掛けて食べてみたのですが、胃にもたれるような感じはなく、あっさりいただけました。なんでもフルーツ系のソースに、くしろザンギ本舗特製のスパイスを混ぜ込んでいるのだとか。恐るべし、ホワイトザンギ。

揚げ時間は140℃で3分40秒から4分。他の唐揚げは5分程度のものが多いので、揚がり時間も早めと言えます。

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筆者も食べてみましたが、唐揚げ一つ一つが小ぶりなので、女性も周りの目を気にせずにがぶりといけちゃいますよ。

他にもある!美味しい釧路ザンギいろいろ

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ホワイトザンギなんていう、ちょっと変わったものがあるのだから、釧路にはもっと変わったザンギがあるのではないか。そう思い、他の変わり種ザンギを探してみました。

すると「たんちょうくしろミルクザンギ」なるものを発見!なんでも釧路に拠点を置く「ハイブリッチカンパニー」から、11月に釧路市内の道の駅で発売予定なのだとか。脱脂粉乳と独自のスパイスを混ぜ込み、まろやかな味わいに仕上げているそうです。2016年10月現在、通販の予定もないとのことなので、まさに釧路でしか食べられないご当地グルメと言えそうです。

他にも「ザンタレ」という、見た目が油淋鶏に近いものも発見。こちらもルーツはザンギにあるようですが、独自の進化を遂げた食べ物のようです。

まとめ

ザンギは唐揚げの一つではあるものの、奥が深い食べ物であることがわかりました。北海道出身者にも、そのルーツや、釧路ザンギならではの違いを知っている人は意外と少ないもの。ぜひ営業トークに使い、話を切り出す取っ掛かりにしてみてはいかがでしょうか。

《くしろザンギ本舗》
公式HP:http://www.zangi.jp/
問い合わせ先:0154−52−9465

《ハイブリッチカンパニー》
問い合わせ先:0154-38-5508
mayun3_desu@yahoo.co.jp


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こちゆう
2013年よりフリーライターとして活動を開始。ビジネスノウハウや人材関連を始めとした、様々なジャンルの記事を執筆。北海道釧路市在住の30代女性。