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【2017年版】20代の目標の立て方――経験を増やすために、行動を主軸に計画を!

年が改まり、1年の目標を立てようと思っている方も多いことでしょう。なぜ目標を設定する必要があるのか?それは、目標を達成するための具体的な行動計画を立てることで、結果につながるからです。20代のうちは経験=自らの行動を増やすことが大切です。ぜひ、行動を主軸にした計画を立てましょう。

職場の中では、仕事を覚える段階なのか、自分で考える段階なのか、現状の自分の能力と経験年数を基に、1年先になりたい自分の姿を明確に描きましょう。そのためには、上司や会社があなたに期待することは何か?ということを想像したうえで、目標を設定するとよいでしょう。

何をするか、どうやってするかなど、できる限り鮮明なイメージを持つことが大切。イメージが描けない場合は、実現しない可能性が高いものです。実現しやすい目標を立てるには、「実際に行動できることは何か?」を軸に据えましょう。

【目標の立て方】できる限り多角的に目標を持ち、目的と効果を鮮明化しましょう

20代の皆さんは、ビジネス、友人関係、自己成長、健康面など、多面的に複数の目標を設定するようにしましょう。

それぞれの項目における成長や進歩の度合いは、小さくても構いません。それよりも、多面的に成長することを意識することが大切です。なぜなら、20代ではいろいろな経験の中から自分の才能を見つけ出し、学習のスタイルや成功体験の習慣化などを作り上げることが必要だからです。

自分の進む道を思い込みで決めてしまうよりも、子どものころにいろんな習い事や稽古事をしたように、多様な経験の中からまだ開花していない才能を発見することが大事です。そして、それをできるのが20代であるということです。

また、目標を達成する目的や、達成したらどんな効果があるかを鮮明化しましょう。

よく、目標を立てても達成したことがないという相談を受けますが、目標を立てる自分と、実行する自分は別にいるということを知りましょう。

目標を立てて、達成するためには、少なくとも自分が納得をした状態になければなりません。そのためには、目標を立てる目的と、目標を達成したら自分にどんな変化が現れるかをはっきり示す必要があります。自己納得することや、自分が行動を起こすエンジンになるような理由や目的が必要だということです。

例えば、あなたが入社3年目の営業職(25歳)だとします。

<ビジネス>
目標を「会話力を磨く」とし、目的は「課せられた予算を達成する手段として、年上のお客様から情報を得るため」とします。達成したら得られる効果は、自分に自信が持てることです。

<友人関係>
「情報交換のために(目的)、3カ月に1度は飲み会に参加する(目標)」。得られる効果は、みんな頑張っていることを知る。独身の間しかできないことをする。ストレスの発散もできる。

<自己成長>
「自己成長のための投資に(目的)、年収の20%を費やす(目標)」。家族を持つ前に、ある程度自由に使えるお金の範囲内で、セミナーの受講や本を買って読む機会を作ることで、同世代より教養面を磨くようにする。教養を積めば、会話力を磨くことにつながる。

<健康面>
「健康管理のために(目的)、週に二度自炊する(目標)」。得られる効果は、外食による体重の増加や、栄養の偏りを失くし、お財布にも優しい生活ができる。食費を抑えることができれば、その分を自己投資に回しやすくなるので、経済面の目標達成にも近づくことができる。

上記のように、多面的かつそれぞれがつながっているような目標を立てましょう。

【目標達成へのステップ】目標ごとに具体的な行動計画を立てましょう

行動計画は、月間と週間に分けて立てます。

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前述の、入社3年目の営業職(25歳)の例で考えてみましょう。ビジネスでの目標を「課せられた予算を達成する手段として、年上のお客様から情報を得るために(目的)会話力を磨く」としました。これが年間の目標です。

月間の行動計画は、例えば、月のうち60回アポがあるとします。そのうちの15回は「得意先・取引先の相手との会話を盛り上げる」とします。盛り上がりの判断基準は、相手の笑った顔を見ることができたなど、視覚化できる判断基準で計画を立てるのがよいでしょう。

年間の目標を単純に12等分することもできますが、1月、2月、8月、9月は、長期の休みや決算などを控えて商戦としては落ち込むので、この4カ月にほかの月より、友人関係や健康面の行動計画を多めに作成するとよいでしょう。

次に、週間計画の立て方です。月間の計画を達成するために必要な行動を1週間単位に落とし込みましょう。例えば、「会話を盛り上げるための情報をインプットすること」を週間計画として立てるとします。ビジネス上の会話には、相手の業界・企業への理解が基礎となります。そこで、週に一度は(会話を盛り上げたい相手の)業界に関するネットニュース記事をまとめて読むことなどを週間計画とするといいでしょう。また一方で、説得力をもって営業できるように、自社の商品・サービスの知識や営業トーク術の吸収も欠かせません。社内で情報を収集し営業活動で活かすために、「週に1度は社内の別部署の先輩とランチへ行くこと」などをもう1つの週間計画としてもよいでしょう。

営業系の仕事に従事する方は、「資格の取得」などのように目に見える形になりづらいため、自己成長の実感が得られ辛いかもしれませんね。できる限り、行動を起こしたことそのもので実感を得られるように、意識を向けるようにしましょう。

【目標達成へのヒント】多面性をうまく利用しましょう

多面的に目標を設定していることで、1つ達成すると他の面でも効果が必ず出てきます。明らかに達成できたという目標が1つでもあれば、他の面にも好影響が出ていると実感することができるでしょう。

さらに、完全OFFの日を作ることも大事な要素の一つです。たとえ語学の学習でも、週のうち1日は完全にお休みをするよう予定を立ててください。運動なら、週3~4回で十分です。

まとめ

人間が成長するためには、成功も失敗も、すべてが糧になります。じっくり分析する、戦略を立てる、戦術を練るのは、30代以降に先送りをしても大丈夫です。なぜなら、成長するための素材がたくさん必要だからです。「経験」は何にも勝る大事な素材です。20代では、未来の自分のために経験を貯蓄しましょう。経験の貯蓄もお金の管理と同じようにフローを書き出すことで、一年の努力を実感しやすくなります。何をしたから何が得られたかをプラスの欄に、何かをして失ったものがあるのであればそれをマイナスの欄に書き出し、経験の残高を増やして行きましょう。


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著者情報

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竹内 和美
一般社団法人日本キャリア・コーチ連盟 代表理事、マスターキャリア・コーチ、株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役。私の使命は、それぞれの人が自分を活かして生きられるように支援することです。私自身が「笑顔」をいちばん大切にし、また、皆さんにも常に笑顔で過ごしてほしいと思います。そして、「ありがとう」という言葉を交し合いながら生きていきたい。そんな願いを大切に、毎日を過ごしています。