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結婚と転職、どちらが先か?両立のコツとは【男性編】

前回、「結婚と転職、どちらが先か?両立のコツとは【女性編】」で、女性が結婚を機に転職するケースについてアドバイスしましたが、今回は【男性編】です。20代後半の男性にとっても、「結婚と転職」ですべての環境が新しくなるのは大変なことです。ここではどちらが先だとスムーズに新生活をスタートできるか、転職したい理由ごとにお勧めを紹介したいと思います。

➀結婚するので収入をアップしたい

「○月に結婚することが決まったので、今の仕事よりも高い収入の仕事に転職したい。」これからの生活のことを考えて、よくある相談のケースです。この場合は、まず今の仕事の収入が将来どうなっていくのか、調べることから始めましょう。3年後、10年後、20年後、実際のところ年収はどれぐらいになる予想なのか、会社の制度や先輩たちの実情などできるだけの情報を収集しましょう。

将来自分が得たいだけの収入が見込めない場合、あなたが働いている業界や職種に収入アップがあまり期待できないのか、それとも勤めている会社自体の問題なのかも把握する必要があります。また、パートナーが結婚後、出産後も働き続けたいのかについても話し合っておくことが大切です。それによって、転職しなくてもいい場合もあるのではないでしょうか。

もし、会社を変わるほうが将来的にも収入がアップする、という結論になったのであれば、「転職が先」をお勧めします。転職を決意し、応募していく際にも、各企業の30歳、35歳などの平均年収やキャリアアップの制度についてきちんと比較、検討しましょう。少なくとも面接後内定をもらったら、入社前にしっかり給与やボーナスの想定金額、人事制度などをまず確認し、どうするか最終判断してください。収入の予測がつきやすく、交渉しやすいことから、人材紹介エージェントを活用するのも1つの方法です。

②非正規雇用から正社員になりたい

この場合、派遣社員などの非正規雇用で働き続けるよりも、正社員で雇用されるほうが定年までに貰える生涯賃金は明らかに高くなることがわかっています(※)。今現在は派遣の仕事が年収的に高かったとしても、30代、40代と進むと派遣社員はあまり年収が変わらないのに対し、正社員はキャリアとともに給与がアップしていく企業が多いのです。

収入だけでなく、パートナーの両親などに社会的な信用や安心感を与えるという意味でも、「転職が先」をお勧めします。ただし、転職後に収入が一時的に下がることが想定される場合には、結婚資金や結婚直後の生活資金が確保できてから転職するとよいでしょう。

③子育てのため融通の利く仕事に変わりたい

この場合、結婚前にすでに出産の予定がある場合と、まだ予定はなく、将来生まれたときのためを考えている場合に分かれます。まず、出産予定がある場合は「結婚が先」をお勧めします。出産までに数カ月の期間で、経済的にも出費が多い時期。まずは今の安定した収入で乗り切り、初めからあきらめず、男性の育児にサポートを得られないかすぐ自分の会社に相談してみましょう。相談しても、周りの先輩の状況などを見ても、難しいと感じるのであれば、その後転職活動を進めましょう。

出産予定はなく将来のことを考えている場合も「結婚が先」をお勧めします。自社での努力の他に、転職サイトなどの情報もよく調べ、じっくり自分の望みに合った企業を探したほうがよいからです。男性の育児をサポートしている企業や、休暇が比較的取りやすい企業などを見つけるようにし、面接でもサポートの体制をできるだけ把握するようにしましょう。

いかがでしたか?どの場合でも、あなた1人ではなく、2人でどのように働き、人生を送っていきたいかによって方向性が変わる可能性があります。大切なことは、結婚や転職の前にまずよくお互いの考えを話し合い、どちらかに決めることです。

平成26年賃金基本構造統計調査 結果の概況 (6)雇用形態別の賃金|厚生労働省(20~59歳を加算して比較)


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著者情報

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渡部 幸
キャリアカウンセラー・コーチ。アクトクリア(開くとクリア)代表。青山学院大学卒業後、営業統括、アパレル業人事マネージャーなどを経て独立。5000人以上の就職、転職相談に携わり、3000人以上の学生のエントリーシート添削実績を持つ。キャリアデザイン、コミュニケーション力などのセミナーを多数開催。転職や離婚、不妊治療などの経験も糧に、産業カウンセラー、NLPトレーナーとしてモチベーションを保ちながらやりたい仕事に就ける支援が強み。近著に電子書籍「辞めない転職・幸せな適職探しのための四つの秘訣」。