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会社の本質はここで見抜け!転職失敗を防ぐ3つの視点を紹介

寝ている時間を除き、一日の半分以上の時間を過ごす会社。転職したはいいが、「こんな会社だと思わなかった」と思うようなことがないようにしたいもの。面接の場などで判断できる「会社の本質」を見抜くための視点をご紹介します。

面接中の何気ない会話や態度から見えてくるもの

面接中は会社が応募者を見極める場であると同時に、応募者が会社を見極めるチャンスでもあります。ですから、面接官と交わした何気ない会話や面接官の態度なども会社を選択する上での判断材料にするとよいでしょう。高圧的だったり、上から目線だったり、目をしっかり合わせてもらえなかったりといった面接官の話は実は結構聞かれます。

一方、意識して「傾聴」を実践している面接官もいます。「傾聴」の「聴く」は、耳へんに十四の心と書き、それほどしっかり心を傾けて相手の話を「聴く」ということになります。面接に来てくれた応募者を大事に思った対応ができるかどうかがこの傾聴姿勢から伺えますし、会社として社員教育がされているかどうかもある程度判断可能でしょう。

また、社員が働いている様子が少しでも分かるようであれば、社員の表情も参考にしましょう。例えば、エレベータや廊下でその会社の社員とすれ違ったときに、表情に覇気がなかったり、疲れが顔に出ていたり、楽しそうに見えなかったりした場合は要注意かもしれません。

募集部署で一緒に働くメンバーやチームの雰囲気は?

転職を考えるうえで、人間関係が円滑な職場かどうかということも判断すべきポイントのひとつです。いくら給与や福利厚生などの諸条件が良くても、ギスギスした職場で働き続けるのはなかなか難しいものです。筆者の元にも、人間関係のトラブルで退職に追い込まれたり、メンタルヘルス不調になった方からのご相談が少なくありません。

会社によっては現場の社員が1次面接を担当する場合もありますが、中には人事と経営層のみの面接で採用になるケースもあるでしょう。その場合、「人事スタッフはとてもいいと思ったのに、配属部署の先輩社員は全然違った」ということも当然あり得ます。志望職種が人事でない限り、入社後一緒に働くのは募集部署の社員であり、採用されたら一緒に働くことになるメンバーやチームの雰囲気について、面接の際に見解を聞いてみることをお勧めします。「面接の場だけでは分からなかったがどうしても確認しておきたい」という場合は内定獲得後に、入社を前向きに考えていることを伝えたうえで、実際に配属先で働いている社員との面談をお願いしてみてもよいでしょう。これらは通知書からは分からないことですが、働くうえでは非常に重要になってくるのです。

制度が実際に使われているのか

福利厚生制度や教育制度が充実しているかどうかは、会社を判断するひとつの材料になるでしょう。しかし、制度が「ある」ということと、「実際に活用されているか」ということは切り分けて考える必要があります。

例えば、近年女性の活躍推進とともにクローズアップされるようになったワークライフバランス。仕事と家庭の両立支援促進制度がある会社は魅力的だと思いますが、実際には使われていない、気軽に使える雰囲気ではない、これまでに利用者がいない形骸化された制度である、といったことでは意味がありません。自分にとって必要だと考える制度があると公表されていたとしても、実際に活用されているかどうかについて、面接の場などで確認しておくとよいでしょう。例えば「御社の福利厚生制度はどのようなものがありますでしょうか?皆様のご利用状況について、参考までに伺っても宜しいでしょうか?」と面接官に逆質問をしてみてはいかがでしょうか。

求人情報だけではわからないところに会社の本質が見え隠れすることはよくあるものです。ぜひ上記3つの視点を参考に転職活動を進めていただきたいと思います。


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著者情報

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浅賀 桃子
慶應義塾大学卒業後、ITコンサルティング会社人事などを経てカウンセラーとして独立。2014年ベリテワークス株式会社として法人化。ビジネスパーソンのメンタル不調者やキャリアチェンジに悩む方のケアを中心に、カウンセリング実績5,000名超。予防カウンセリングに強みを持ち、ストレス・メンタルヘルス・キャリアデザインなどのセミナー多数開催。CDA登録キャリア・コンサルタント、メンタルヘルス・マネジメント検定I種、ストレスマネジメントファシリテーターなどの資格を持つ。