ホーム > ブログ > ライフスタイル > 給料日にもうお金がない!自転車操業している20代が知っておきたい究極の応急措置法

給料日にもうお金がない!自転車操業している20代が知っておきたい究極の応急措置法

給料が入るとすぐさまクレジットカードの支払いに消え、手元にお金が残らないからまたカードを使う。いけないなと思いつつ、交際費や洋服代についついお金を遣い過ぎてしまい、自転車操業をしている20代もいるのではないでしょうか?そんな人に知っておいて欲しい、最悪の事態を防ぐ応急措置法をお伝えします。

カードのヘビーユーザーは要注意!避けるべき最悪の事態とは

電子決済が普及した今、普段の買い物をカードで支払うのはあたりまえ。でも、カードは目に見えないお金だけに、つい使い過ぎてしまうリスクもあり、しっかりとした家計管理能力が問われます。20代のうちは遊びもお洒落も思う存分楽しんでもらいたいと思いますが、「家計管理に自信がない」「カードの誘惑に弱い」という人は、延滞だけは避けるようにしましょう。

毎月の支払いの延滞履歴は「個人信用情報」にバッチリ記録されており、データは最長7年間保存されます。将来、いざ結婚して新居を買おうという時に、個人信用情報に記録された過去の延滞履歴のために住宅ローンを借りられないといった悲劇につながりかねません。数日間の遅延を1~2回しただけという場合は2年ほどでデータが消えるケースもあるので、心当たりがある人は早めに心を入れかえて、信用の修復をしましょう。

知っている人は使っている!賢く使えば便利な総合口座の自動融資

とはいえ、「夏休みの旅費を奮発したために、今月は支払能力を超えてカードを使いすぎてしまった」ということだってありますよね。そんな人にオススメしたいのが銀行総合口座の自動融資。総合口座とは、普通預金と定期預金が一緒になった口座ですが、普通預金の残高以上の金額の引落し請求があった場合に、定期預金を担保に自動融資されるしくみです。

定期預金残高の9割かつ上限200万円まで借入可能で、融資金利が定期預金金利+0.5%と低いのも魅力の1つ。現在、都市銀行の定期預金金利は0.01%なので、自動融資の金利はたったの0.51%(※)。クレジットカードのキャッシングの金利がおおむね3%~18%なことを考えると、破格の低さです。仮に10万円を1ヵ月間借りた場合に支払う利息は40円程度なので、利息の支払いにそれほどおびえる必要がありません。

さらに、嬉しいのが、自動融資は自分の定期預金を担保にした借入のため、個人信用情報に利用履歴が残らない点。毎月支払いが遅れがちで個人信用情報に傷をつけているよりは、自動融資を受けてしまった方がよっぽどマシです。返済は、普通預金に入金すれば自動的に返済に充てられる仕組みとなっています。

気になる手続き方法と注意点は?

事前に銀行の窓口に行って、クレジットカードの引落口座を総合口座に変更し、自動融資サービスを利用する旨銀行員に伝えます。同時に、定期預金に一定金額を預け入れる必要がありますが、仮に毎月カードの請求額に対して残高が不足する金額が10万円以内であれば、12万円程度を定期預金に預けておけば充分です。12万円であっても定期預金に預ける余裕資金がないという人は、次のボーナスまで待つなど、まずは定期預金に預けるお金を貯める必要があります。

手続き時の注意点としては、銀行ではあらゆるカードを取り扱っており、総合口座の自動融資機能と似ていて全く異なる他の商品も扱っている点。実は筆者も20代前半の頃に、金融機関出身の職場の先輩に教えてもらい、銀行に総合口座を作りに行ったつもりが、間違えて「普通預金口座が残高不足になると自動融資されるサービス(金利8%)のついたクレジットカードと一体化したキャッシュカード」を作ってしまった苦い経験があります。「自動融資機能がついた口座を開設したい」と伝えると誤解される可能性があるので、「総合口座を開設したい」とはっきり伝えましょう。

まとめ

「え?総合口座の自動融資って結局借金でしょ?」と抵抗があった人もいるかもしれません。もちろん、借金であることには変わらないので、クレジットカードの利用は支払いが可能な範囲にとどめておくのが正解です。ただ、もし臨時の出費がかさみ、支払いが遅れてしまった経験がある人は、いざという時のために銀行総合口座の便利な機能を賢く使いこなしてみてはいかがでしょうか?

※金融機関によっては、自動融資の上限額や金利が異なります。


あわせて読みたい!

みんなの生活費どれくらい?20代独身会社員の1カ月の平均支出額を項目別に公開!!

200人に聞いてみた!20代社会人のリアルな借金事情とは

20代で正しい金銭感覚を身につけておくべき5つの理由

20代からはじめよう!「自動的にお金が貯まる」仕組み

関連記事

著者情報

著者アイコン
平井 美穂
ファイナンシャルプランナー(CFP)。不動産営業・銀行員を経験した後、出産を機に独立系ファイナンシャルプランナーへ転身。特に不動産や住宅ローンに関するコンサルタントを専門とする。ファイナンシャルプランナーならではの提案力を活かし、家計全般の収支バランスを考慮した上で、税制・相続・土地活用などあらゆる面から包括的に最善策を探る。また、特定の企業に属さず、顧客利益を優先した提案を心がけている。お金で困る人を減らしたいとの思いから、子供向けに金融教育活動も展開中。