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また電車が遅延…!「遅刻」に関する会社の規則、確認していますか?

4月は電車が混雑し遅延することが多い季節。遅延証明を配る駅員の前で、多くの会社員が長蛇の列に並んでいるのをよく見かけます。会社によっては、せっかく遅延証明をもらっても遅刻扱いになり、給与カットされる場合も。いざという時のために知っておきたい「遅刻に関する会社の規則」と「遅刻を回避する方法」についてお伝えします。

電車遅延による遅刻は「ノーカウント」「給与カット」「残業で相殺」など会社によってまちまち

給与形態が「完全月給制」の会社では、欠勤や遅刻・早退にかかわらず月給が毎月固定しており、遅刻した分が給与から差し引かれることはないのが一般的です。筆者が以前勤務していた「完全月給制」の会社では、原則、遅延証明を提出すれば、始業時間に出社したものとして扱われていました。

一方、「日給月給制」(※1)の会社などで遅刻控除のルールが具体的に決まっている会社では、遅刻した分が給与から差し引かれる場合があります。例えば、時給換算2,000円の人が30分遅刻した場合、1,000円が月給から控除されるといった具合です。ちなみに筆者の転職先であった日給月給制の会社では、実務上は給与から差し引く替わりに、遅刻した時間分だけ終業時間を遅らせることで遅刻を帳消しにするのが慣例となっていました。

遅刻はしないのが一番ですが、いざという時のために就業規則などで会社の遅刻に関するルールがどうなっているのか確認しておくといいでしょう。

電車の遅延は常にあるものと思って余裕をもった行動を

遅刻による給与カットがない会社だとしても、10分程度の電車の遅延で度々遅刻というのも社会人としては避けたいものです。遅延証明があるからといって頻繁に遅刻するようでは、給与カットはなくても賞与の査定に響く可能性もあります。

電車の遅延は年々増加傾向にあり、10分以内の遅延が慢性化している路線も。国土交通省の調べ(※2)では、東京都心周辺の主要路線では平日20日間のうち平均13日間で遅延が発生しており、中でも遅延発生率の高い東京メトロ半蔵門線やJR山手線では調査した20日間のうち、ほぼ毎日遅延証明書が発行されています(※3)。10分程度の遅延は常にあるものと思って、早めに家をでる習慣を身につけておきたいですね。

遅刻と決別!自己啓発にもつながる一石二鳥の「朝活」のすすめ

既に実践している人もいるかもしれませんが、「朝活」とは、朝早くに起きて自己啓発のために時間を割く活動を行うこと。筆者も会社員だった頃、出社時刻より30分早く会社近くの喫茶店に到着し、新聞をくまなく読んでいた時期があります。通勤ラッシュのピーク前に通勤するので、電車の遅延だけでなく、不快な混雑も避けることができました。加えて、なによりも有意義だったのは、「朝活」によって新聞で得た情報がすぐに仕事に役立ち、その後の転職にもつながったことです。

他にも早朝通勤をして「朝活」をする具体例としては、「都心主要駅で朝7時~8時までの間に開かれている異業種交流会やセミナーに参加する」「英会話のレッスンを受ける」「皇居ランをする」などいろいろあります。体力も時間も存分につかえる20代のうちに、自分が興味をもてる朝活を試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?いざという時のために知っておきたい「遅刻」に関する会社の規則と、遅刻を回避する方法についてお伝えしました。

毎日憂鬱な通勤電車の混雑や遅延。遅刻ともなると、その日1日働くモチベーションまでダウンするものです。新年度のはじまりに「朝活」デビューして遅刻と決別、自分磨きにチャレンジしてみませんか?

※1 「日給月給制」は、予め月額給与は決められているものの、「日給の積み重ねを1カ月まとめて支払う」という考え方に基づいてるため、欠勤や遅刻した分は給与から差し引かれるのが一般的。ただし、会社の規定によっては例外もある。

※2 出所:国土交通省『遅延対策ワーキンググループ・報告資料』

※3 上記調べによると、平成25年11月の平日20日間において、遅延証明書が発行された日数は東京メトロ半蔵門線は20日、JR山手線は18日。


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著者情報

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平井 美穂
ファイナンシャルプランナー(CFP)。不動産営業・銀行員を経験した後、出産を機に独立系ファイナンシャルプランナーへ転身。特に不動産や住宅ローンに関するコンサルタントを専門とする。ファイナンシャルプランナーならではの提案力を活かし、家計全般の収支バランスを考慮した上で、税制・相続・土地活用などあらゆる面から包括的に最善策を探る。また、特定の企業に属さず、顧客利益を優先した提案を心がけている。お金で困る人を減らしたいとの思いから、子供向けに金融教育活動も展開中。